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カテゴリウェルネス
ラムサール条約湿地都市・昌寧で原始の自然に触れる
登録日 2020-09-11 08:14:30
ラムサール条約湿地都市・昌寧で原始の自然に触れる


昌寧には太古の自然が息づいている。1億4000万年前にできた湿地、黄金色に輝く山頂のススキ畑、1500年前の古代国家の古墳がある場所で原始に近い自然に触れてみよう。



写真:昌寧郡庁提供




世界が認めた自然湿地、牛浦沼


昌寧が世界で初めて「ラムサール条約湿地都市」認証を取得できたのは、牛浦沼のおかげ。牛浦沼は韓国で最も古い自然湿地。1億4000万年前、海水面の上昇と洛東江の氾濫によってできた。淡水の規模はサッカー場210個分の面積に相当する。広大な沼には1000種類以上の生命体が生息する。特に、韓国の水生植物の50~60%がここに集まっている。この生態的な価値を認められて1998年、ラムサール条約(湿地の保全と利用に関する国際条約)保護湿地に指定された。
水煙が立ち上る朝の風景、空を飛ぶ渡り鳥、水辺に群生する大柳など、牛浦沼の見事な風景は数知れない。牛浦沼の美しさをゆっくり満喫したいなら、長さ8.7kmの牛浦沼生命道が一番。歩いたり自転車に乗って見て回れ、30分コースから3時間30分コースまで、様々なコースがある。先に牛浦沼生態館に立ち寄れば、沼の生態環境をよりよく理解できる。





写真1・2:昌寧郡庁提供



所在地 慶尚南道昌寧郡遊漁面牛浦ヌプギル220



ススキの穂が踊る火旺山


牛浦沼とあわせて昌寧の自然を楽しめる名山。その名に「火の王」という意味をもつ火旺山(756.6m)は、溶岩の噴出によって形成された火山。春はツツジ群生地、秋はススキ畑に惹かれて行楽客が集まる。頂上部周辺には5~6世紀に築かれたと推定される火旺山城がある。この山城の城郭内に約18.5㏊のススキ畑が広がっている。日差しを受けて黄金色に輝くススキ畑は秋の深まりを告げる。
山歩きは紫霞谷チケット売り場から出発して西門を過ぎ、頂上に登る第2コースが一番短い。最も多く利用されている登山道で、片道1時間30分ほどかかる。短い分、急な石階段が多いため、それなりに難易度が高い。多少きつくはあるが、短時間に凝縮して登り、ススキ畑をゆったり散策することをおすすめする。





写真1・2・3:昌寧郡庁提供



所在地 慶尚南道昌寧郡昌寧邑玉泉里山332



1500年前の伽耶人の息づかいが伝わる昌寧校洞と松峴洞古墳群


火旺山の西側ふもとに巨大な黄緑色の古墳が並んでいる。5~6世紀の部族国家、非火伽耶の支配層の墓である。古墳からは金銀の装身具や鱗鎧をはじめ鉄製武器類、馬型土器など、伽耶文化を伝える様々な遺物が出土した。特に、2007年には松峴洞古墳群から殉葬の跡が発見された。殉葬とは、ある集団の支配者が死亡したとき、その下に仕えていた者たちを殺して一緒に埋めた風習のこと。人骨4体のうち1体を復元したところ、16歳の少女で身長は153cmであることが判明した。少女には「ソンヒョニ」という名前が付けられた。古墳群の横にある昌寧博物館では、等身大に復元された可愛らしい少女、ソンヒョニを近くで見ることができる。
ここに行くなら、ぜひ遊歩道を歩いてほしい。古墳の間を歩くだけでも、1500年前に昌寧一帯に暮らしていた伽耶人の息づかいが聞こえてくるようで、不思議な気分になる。





写真1:昌寧郡庁提供



所在地 慶尚南道昌寧郡昌寧邑校里124