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カテゴリウェルネス
韓国が誇る世界文化遺産「書院」
登録日2019-08-09 14:02:59
韓国が誇る世界文化遺産「書院」


今年7月初め、韓国の書院9ヶ所がユネスコ世界文化遺産に登録された。書院は朝鮮時代に設けられた地方の私立教育機関である。朝鮮時代における中心的理念であった性理学を伝播させたという点と一定の建築様式を備えているという点から、「顕著な普遍的価値」を認められた。このうち代表的なものをいくつかご紹介する。






朝鮮時代最初の書院である栄州・紹修書院


朝鮮中宗の時代(1543年)に建てられた最初の書院。朝鮮に性理学を初めて紹介した儒学者・安珦を祀る祠堂だったが、のちに学問を教える書院になった。353年の間に約4000人のソンビ(儒生)を輩出するほど規模が大きかった。
初めは白雲洞書院と呼ばれていたが、朝鮮第13代王の明宗が「紹修書院」と名付けて看板を下賜した。この新しい名前には「廃れた儒学を受け継いで修めさせる」という意味が込められている。王が書院の看板を下賜したということは、国が認めた私立教育機関であることを意味する。





所在地 : 慶尚北道栄州市順興面小白路2740
お問い合わせ : +82-54-634-3310
http://www.yeongju.go.kr/open_content/sosuseowon/index.do




1000ウォン札の肖像になった李滉ゆかりの安東・陶山書院


朝鮮の儒学者である李滉(号:退渓)の息づかいが宿る書院。李滉は偉大な儒学者で、朝鮮に性理学を定着させるのに大きな役割を果たした。書院全体の敷地は大きく陶山書堂区域と陶山書院区域とに分けられる。陶山書堂は李滉が性理学を研究するとともに弟子を教育した場所で、陶山書院は李滉の死後に弟子たちによって建てられた。
陶山書院は韓国の旧1000ウォン札の裏面に描かれている。このことからも、同書院が韓国のすばらしい文化遺産であることがうかがえる。陶山書院の扁額もよく見てほしい。朝鮮随一の名筆家、韓石峰が書いたことで有名だからである。





所在地 : 慶尚北道安東市陶山面陶山書院ギル154
お問い合わせ : +82-54-856-1073
http://www.dosanseowon.com/japanese/main.asp




韓国で最も多くの世界遺産を保有する慶州の玉山書院


仏国寺、石窟庵、瞻星台など、新羅時代の文化遺産が豊富な慶州。玉山書院を含めた韓国の書院9ヶ所がユネスコ世界文化遺産に登録されることにより、慶州に世界遺産がもう一つ増えた。玉山書院は朝鮮時代の性理学者、李彦迪(号:晦斎)を称えるために建てられた。李彦迪は性理学の方向性を示すのに先駆的な役割を果たした人物で、その学問はのちに李滉に影響を与えた。
玉山書院は現存する書院の中で最も多くの書物を保有する場所でもある。韓石峰や金正喜(号:秋史)など当代随一の名筆家らが扁額を書いたことから、同書院のかつての威光がうかがえる。





所在地 : 慶尚北道慶州市安康邑玉山書院ギル216-27
お問い合わせ : +82-54-761-2211