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【2020年9月】知覚過敏の原因と予防法
登録日 2020-09-08 11:38:00 閲覧数38
知覚過敏の原因と予防法


冷たい水を飲みたくても、熱いスープをすすりたくても、歯がしみてお悩みではないだろうか。やみくもにただ歯磨きするだけでは解決しない。知覚過敏の原因から、予防やケアの方法までご紹介しよう。





歯がしみる数多くの原因!


ズキッ!歯がしみると、たいていの人は虫歯を疑うことが多い。虫歯を防ぐために歯磨きをまめにしたり、歯間ブラシなどを一生懸命使ったりするが、原因をきちんと知らずに歯のケアをすると、症状を悪化させることもあるため、先に原因を知ることが何よりも重要。
S-PLANT歯科病院によると、歯がしみる原因は実に様々。その中で最も多いケースは、歯の表面を覆っている硬い組織「エナメル質」が磨り減り、神経組織と血管で構成される歯の内部組織である象牙質が露出することで起こる。エナメル質が磨り減る原因としては、炭酸飲料や酸度の高い果物の摂り過ぎ、ゴシゴシ歯を磨く習慣などが挙げられる。また、虫歯による炎症や歯茎にできた炎症が象牙質や神経に広がって歯がしみたりもする。硬いものを噛んで歯に細かいヒビが入り、象牙質が露出して歯がしみるということもある。飴や氷などをガリガリ噛んで食べるのがこれにあたる。






知覚過敏を予防・ケアする健康的な生活習慣


[正しい歯磨き] 歯磨きは知覚過敏を予防するだけではなく、健康な歯を作る最も基本的かつ重要な生活習慣。S-PLANT歯科病院の協力を得て、正しく適切な歯磨きのポイントをまとめた。


1. 333 – 1日3回、食後3分以内に、3分以上磨く。 2. 力を入れて歯を左右にゴシゴシ磨くのは、エナメル質を磨り減らすもと。歯茎に負担がかからないように、下の歯は下から上へ、上の歯は上から下へとブラシを回転させるように磨く。 3. 前歯の内側は歯の傾斜に合わせて口の中から外へと大きな円を描くように磨く。 4. 奥歯の噛み合わせ面は歯ブラシを前後に動かして磨く。 5. 7回以上口をすすぐ。


[毛の柔らかい歯ブラシ] 柔らかい極細毛の歯ブラシを使って歯茎への刺激と歯の表面の損傷を減らそう。 [口腔ケア用品の活用] 知覚過敏専用の歯磨き粉を使い、デンタルフロスや歯間ブラシも活用して虫歯や歯茎の炎症を予防しよう。 [歯の健康を守る食習慣] エナメル質を傷つけるおそれがある酸度の高い食品、炭酸飲料、熱過ぎたり硬かったりする食品は避け、食物繊維の豊富な食品を摂ろう。 [定期的な歯科検診] 歯の損傷や炎症の予防、または症状の早期治療のために定期的な歯科検診は必須。1年に2~3回スケーリングを受けるのもおすすめの予防法。




歯がしみる症状が出始めても、症状がひどくなければ上のケア方法を実践しながら様子を見てもいいだろう。時間が経っても症状が改善しなかったり、症状がひどい場合は必ず専門医に相談し、正確な原因と適切な治療法を見つけて治療しなければならない。



資料提供 : S-PLANT歯科病院