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【2020年7月】 スランプや慢性疲労は燃え尽き症候群のせい?
登録日 2020-07-21 11:11:58 閲覧数43
スランプや慢性疲労は燃え尽き症候群のせい?


いつからか、たっぷり寝てもスッキリしない。十分休んだはずなのに体が重く、何事も億劫になる。それはもしかすると燃え尽き症候群のせいかもしれない。





燃え尽き症候群とは



世界保健機関(WHO)によると、「燃え尽き(バーンアウト)」は病気ではなく、「健康に影響を及ぼす」「職業性の症状」に分類される。さらに、「適切に管理されていない慢性的な職場ストレスから生じるもの」と定義されている。WHOは、燃え尽き症候群の心理的特徴としてエネルギーの枯渇、仕事に関する否定的ないし冷笑的な感情、仕事に対する心理的距離感、職務上の能率の低下などを挙げている。このほかの症状としては慢性疲労、睡眠障害、成果低下、集中力・記憶力の減退、決定力の低下、無気力などがあり、他人との対話を避けることもある。ひどければうつ病になったりもする。





もしかして私も?燃え尽き症候群の進行段階



燃え尽き症候群の原因は、仕事に没頭しすぎて長期間過度のストレスにさらされること。当初はやる気満々で仕事を始めても、以下のような段階を経て燃え尽き症候群に発展することがある。あなたの状態はどうだろうか。


▶ 新しい仕事に意欲を持って取り組む。創造的・生産的な段階。成果を出して自分の価値を証明したい気持ちが強くなり、働きすぎになっていく。
▶ 何事も常にうまくいくとは限らない。ある日は他の日より大変だったりする。疲れが溜まって頭痛になることもある。自分のことや対人関係が疎かになる。仕事の能率が落ちたりもする。
▶ 疲れとストレスが続く。朝が辛くなりはじめる。仕事に対してシニカルまたは無関心になり、神経質になったりもする。ミスも増える。対人関係で萎縮する。 ストレスの管理が必要な時期。
▶ 慢性頭痛になったり、心に虚しさを感じる。自分を卑下することもあり、仕事や人生の問題点に執着が生まれる。人間関係や社会的活動を避けるようになる。燃え尽き症候群の初期段階。
▶ 精神的・身体的な慢性疲労に陥る。憂鬱で無気力になる。






燃え尽き症候群の乗り越え方



人生において自分を優先する

自分の健康や楽しいこと、一緒にいて幸せを感じる人、自分自身のためにやるべきことを最優先する。仕事のことを完全に忘れる時間を作る。必要なら思い切って休暇を取る。自分の不在による業務の空白?後でするなり、他の人に任せることもできる。 早く退社して、ゆっくり休んで、たくさん笑って、十分に寝る。


職場ストレスの要因を取り除く

問題点をはっきりさせる。例えば過度の業務、上司の期待値、同僚との葛藤、顧客のクレームなど。あきらめるべきことや手放すべきことを整理する。他人にとって重要なことが自分にとっても重要なこととは限らない。


周りに助けを求める

仕事面でフォローしてくれる上司、悩みを聞いてアドバイスしてくれる先輩や同僚に助けを求める。一人でストレスを溜め込んでも仕事は解決しない。手を差し伸べてくれる人を探して相談しよう。