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【2020年6月】 韓国人が具合の悪いときに食べるもの
登録日 2020-06-16 15:13:01 閲覧数67
韓国人が具合の悪いときに食べるもの


ゾクゾク寒気がするときやお腹をこわしたとき、韓国人が病院より先に頼る食べ物がある。体の機能を補って病気への抵抗力をつけてくれる食べ物をご紹介する。





風邪気味のとき



季節の変わり目や寒くて乾燥した冬に引きやすい風邪。寒気がして喉がイガイガするとき、風邪を予防するために家庭で行われる民間療法がある。家庭によって多少の違いはあるが、キキョウの根やショウガ、ネギの根、ナツメ、梨などを長時間煎じ、ハチミツを入れて飲む。






キキョウには紅参(蒸して乾燥させた高麗人参)などにも豊富なサポニンが多量に含まれており、気管支などの粘膜を保護して免疫力を高める。ショウガは血行を促して体温や血圧をコントロールする働きがあり、ネギの根はビタミンとカリウムが豊富で熱を下げるのに効果的。ナツメには体を温める効果があり、梨は咳や痰を鎮めるのに役立つ。ハチミツは疲れを回復させて免疫力を高め、甘みをつけて飲みやすくする効果もある。


体力を養うアワビ粥






秦の始皇帝が不老長寿を願ってよく食したというアワビ。ビタミンとアミノ酸が豊富で疲れを軽減させ、体力を回復させるのに効果的とされる。韓国人は具合が悪くて食欲がなく、消化力が落ちると様々なお粥をよく食べる。その中でも一番よく食べるのがアワビ粥。香ばしいゴマ油をたっぷり入れたアワビ粥は、元気を取り戻すスタミナ食として申し分ない。


お腹をこわしたときは梅






韓国人は春の終わり頃に収穫した梅を砂糖に漬け、3ヶ月以上熟成させた梅シロップを家庭で愛用している。料理を作るときに砂糖の代わりに使ったり、お腹をこわしたときは水で薄めて飲んだりもする。梅に豊富に含まれる有機酸は胃腸の働きを活発にし、ピクリン酸は肝機能と胆汁の分泌を促進して消化を助ける。豊富なミネラルとビタミンは疲労回復にも役立つ。


夏バテを防ぐサムゲタン






真夏になると、韓国人はスタミナをつけて夏バテを防ぐために熱いサムゲタンを食べる。丸鶏に高麗人参、黄耆、ナツメ、もち米、ニンニクをぎっしり詰め、じっくり煮るサムゲタンはタンパク質とアミノ酸が豊富で最高のスタミナ食。最高の滋養強壮薬として知られる高麗人参は、体を温めて栄養分の吸収と血行、体の循環機能を促進し、体力の回復に卓越した効果がある。また、もち米のサポニンとニンニクのアリシンは免疫力を高める。


産後の女性に良いワカメスープ






出産で体力を消耗した母親の健康を考えて、韓国人はワカメスープを食べさせる。ワカメにはカルシウムやヨウ素、葉酸、鉄分などの栄養素が豊富で、産後の体を回復させるのにこの上なく良い食品だからである。カルシウムが骨の健康を回復させ、ヨウ素がホルモンの分泌を促して体内毒素の排出を助け、葉酸と鉄分には造血を助ける働きがある。