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【2019年11月】 ケトン食ダイエットとは
登録日2019-11-05 13:40:08 閲覧数45
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ケトン食ダイエットとは


「絶食せずに肉を好きなだけ食べて痩せる」ことで知られるケトン食ダイエット。短期間で体重を減らせる方法としても知られている。その仕組みはどうなっているのか、注意すべき点は何か、副作用の有無などを詳しく見ていくことにしよう。






ケトン食ダイエットの定義と仕組み


減量目的で行われているケトン食ダイエットのポイントは、「炭水化物の摂取量を制限し、脂肪の摂取を増やすとともにタンパク質を適量摂取」することである。
ケトン食はもともと、1920年代にてんかん、脳腫瘍、糖尿病患者などの血糖値を下げるために医学的に始まった。肥満や過体重の人には効果的かもしれないが、より安全かつ健康的なダイエットのためには、専門家の処方やアドバイスを受けることをおすすめする。





人間の体は炭水化物から作られるブドウ糖をエネルギー源としているが、このブドウ糖が枯渇すると、体脂肪を分解して別のエネルギー源であるケトン体を作って使うようになる。これをケトーシス状態という。ケトン食ダイエットでは、人為的に炭水化物の摂取を最小限に抑えることで体内のブドウ糖を枯渇させ、身体をケトーシス状態にする。これには通常、ケトン食ダイエットを始めて1~2週間ほどかかる。



ケトン食献立の作り方




● 炭水化物、脂肪、タンパク質の比率が重要!
理想的な比率は体質や健康状態などによって異なるが、一般的には「Keto Macros」の比率に従う。1日の全体摂取量を100%とした場合、炭水化物5%、脂肪70%、タンパク質20%を基準に5%ほど加減する(摂取する食品に含まれる栄養分の計算は関連アプリや専門書籍などを参考にする)。



● 脂肪は飽和脂肪酸を中心に摂る
豚肉、鶏肉、牛肉などの肉類や青魚、乳製品、ココナッツオイル、オリーブオイル、卵などに多く含まれている。



● 栄養補給のためにビタミンやカルシウムも摂る
炭水化物が比較的少ない果物などを十分に摂ろう。





始める前に押さえておくべきケトン食ダイエットの注意点




● 必ず専門家や医師に相談すること
ケトン食は自分の体質に合っているのか、何を食べて何を補うべきかなど、専門家に相談しながら計画を立てなければならない。



● 水をたくさん飲むこと
「ケトーシス状態」になると、このときから急激な体重の変化が感じられる。ただし、このとき体外に排出されるのは水分のため、水分を十分に摂ることが大事。



● ケトン食ダイエットをしてはいけない人
医学目的で始まった食事療法なので、減量目的で行う場合は本人の体質を先にチェックする必要がある。腎臓が悪い人や代謝障害、食欲不振の人には合わない。正常な体重の人が体型管理のためだけにケトン食ダイエットをするのも好ましくない。



● 短期間で終えること
体型管理のためにケトン食ダイエットをするのであれば、短期間で終えるように計画を立てる。長期にわたると健康を害するおそれがある。