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【2019年5月】 体の中心、健康の中心, 腰について知っておくべき3つの常識
登録日2019-05-07 10:07:28 閲覧数20
体の中心、健康の中心
腰について知っておくべき3つの常識


体の最も中心部にあってその重さを支えている腰。立ったり座ったり、重い物を持ったりできるのも腰のおかげ。それほど重要な腰の健康を守るために、一番基本的なことから始めよう。





腰が曲がると病気になる理由


『東医宝鑑』(朝鮮時代の医書、ユネスコ「世界の記憶」登録)では、腰を建築の「大梁」にたとえている。腰に問題が生じれば、大梁に問題が生じた家と同じで、大梁を直さずには他の箇所をいくら直しても無駄ということである。
背中が丸まると、まず体の上半身と下半身を行き来する流れが悪くなる。脳の血の巡りが悪くなるため、記憶力や集中力の低下といった症状が現れる。自律神経の働きも低下する。
また、腰が曲がると頭部前方位姿勢となって首ヘルニアを誘発しやすい。腰が曲がると肩が内向きになるため、胸が縮こまって心肺機能にも影響を及ぼし、全体的に姿勢が悪くなって体の痛みや臓器の不調、消化不良などを誘発することもある。大梁にあたる腰から始まって体全体の機能が徐々に崩壊していくことになりかねない。だからこそ、腰の健康管理を徹底しなければならない。



腰の健康を守るための正しい生活習慣


① 基本中の基本は立ち姿勢も座り姿勢も全身をピンと伸ばすこと




生活の中で腰を正しい姿勢に保つことは非常に重要。椅子に座るときは深く腰掛けて腰をまっすぐに立てる。時々伸びをして胸を張るのも良い習慣。歩くときも常に腰と肩を伸ばして胸を張るように心がけよう。足が地面にかかとから付く感覚を意識しながら軽やかに歩くといい。



② 運動 : 日に当たりながらのウォーキング、ジョギング、水泳




水泳は腰に負担をかけない状態で背中の筋肉を強化してくれるため、腰に良い運動といえる。定期的なジョギングは体全体の筋力を鍛えて役立つ。
時間を作って運動するのが難しければ、なるべくまめに歩く習慣をつけるといい。日光はビタミンDの生成を助けて骨を丈夫にしてくれるため、日に当たりながら歩こう。




③ 腰の健康に役立つ3つのヨガポーズ


[コブラのポーズ] 曲がった腰がピンと伸びるポーズ。次の手順を5~10回繰り返す。

うつ伏せになって両手を耳の横に持っていき、床に手をつく。 → 肘を伸ばしながらゆっくり上半身を持ち上げる。 → 顔はゆっくり天井に向ける。 → 10秒ほどキープした後、お腹から徐々に床につけるイメージでゆっくり最初の姿勢に戻る。


[猫のポーズ] 背骨を柔軟に伸ばして背中のストレッチ効果が得られる。次の手順をゆっくり5~10回繰り返す。



両手と両膝を肩幅くらい開いて四つん這いになる。 → 息を吸いながら顔をゆっくり上げ、頭を反らしながらお腹を床に下ろして腰を引っ込ませる。 → 息を吐きながら視線が臍を向くように頭を両腕の間に沈めながら背中を丸めて高く上げる。 → 最初の姿勢に戻る。


[ブリッジのポーズ] 背中の筋力を鍛えて骨盤の位置を正常に戻し、腰の強化に役立つ。5回ほど繰り返す。



仰向けに横たわる。 → 膝を立てて足を肩幅に開く。両手は手のひらを下に向けてお尻の横に置く。かかとをお尻の近くに引き寄せる。 → お尻と腰をゆっくり持ち上げる。 → 楽に呼吸しながら10秒ほどキープする。 → 背中、腰、お尻の順にゆっくり下ろす。 → 足を伸ばした後、首を左右に動かしてほぐす。



腰の健康に良くない生活習慣


① 前かがみ姿勢で椅子に浅く腰掛けること
② カバンを同じ方の肩にばかり掛け続けること
③ 机に伏せて寝ること
④ 同じ姿勢で長い間立っていること
⑤ 足を組んで座ること