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【2019年1月】もしかしてスマホ依存症?デジタルデトックスが必要かも!
登録日2019-02-07 11:06:45 閲覧数85
もしかしてスマホ依存症?
デジタルデトックスが必要かも!


自動車メーカーのフォードは毎年、その年に注目すべきトレンドに関する報告書を発表している。同社は2019年のキートレンドとして7項目を挙げ、その中に「デジタルデトックス」があった。同報告書によると、オンラインではなくオフラインでより大きな幸せと健康を追求するトレンドが世界的に広がる見通し。それでは、デジタルデトックスとは何だろうか。辞書的には「スマートフォンやパソコン、インターネットから一定期間離れ、過度な依存から脱する試み」と説明されている。実際、この記事を書いたり読んだりしている今この瞬間も、私たちはデジタルの世界と密接につながっている。




朝起きてから夜寝るまで片時も手放せないスマホ。通勤電車やバスの中を見回すと、みんなスマホをいじっている。こういった光景は世界中どの国も大差ないだろう。デジタル機器のない生活など想像もできなくなった。しかし、何事にもプラス面とマイナス面がある。スマホは日常生活を便利にしている反面、健康への悪影響という思わぬ副作用をもたらしている。液晶画面が発するブルーライトに継続的にさらされると、肌がストレスを受けて老化が早まる。その上、睡眠を促すメラトニンの分泌を妨げ、睡眠の質を低下させてしまう。知能指数が下がることもある。簡単な電話番号もなかなか覚えられないというのであれば、デジタル認知症の可能性もある。また、スマホの画面を見るために長時間うつむき姿勢を続けることでストレートネックになったり、SNSを常にチェックしていないと不安になる「SNS依存症」に陥る人もいる。




こうした状況を打開するためにデジタルデトックスに取り組む人が増えている。スマートな世界からしばらく離れ、疲れた心身をデトックスしようということである。アメリカのコラムニスト、スーザン・マウシャートは6ヶ月にわたり家族全員でデジタル機器の使用を控える生活を続け、その体験談を著書『The Winter of Our Disconnect』に綴った。同書で紹介された「デジタルデトックスの方法」をまとめると次のようになる。
▶週に1日以上インターネットを使わない日を設ける
▶寝室はスマート機器禁止ゾーンにする
▶他人のデジタル機器アップグレードをうらやまない
▶夕食の場にスマート機器を持ち込まない

私たちも十分に実践できる方法である。




上記に加えて、通勤電車の中でスマホをいじる代わりに本や新聞を読んだり、デジタル機器がなくてもできる趣味を作ったりするのもおすすめ。また、SNSへの投稿やLINEなどでメッセージのやり取りがしたくなるたびに、あらかじめ用意しておいたノートに書き込むなどして欲求を解消する方法もある。最近はスマホ中毒を防ぐアプリもあるので、これを活用してもいいだろう。何かの集まりでもスマホばかりしている人がけっこういる。そんな時は、携帯電話を一ヶ所に集めておけば無意識にスマホをいじることもなくなる。今すぐデジタル機器を完全に断つのは無理でも、意識的に依存度を減らしていく努力から始めてデジタルデトックスを実践してみよう。