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【8月号】 スタミナ料理で夏を乗り切ろう
登録日2018-08-07 09:36:36 閲覧数67
スタミナ料理で夏を乗り切ろう


30度超えの猛暑が続く毎日。こんなときは健康に格別の注意が必要。体力が落ちて食欲もなくなる。免疫力まで低下して熱中症や不眠症、冷房病を訴える人もいる。夏の健康管理で最も重要なのは「水分補給」。夏は汗をたくさんかくため、こまめに水を飲まなければならない。夏の適正水分摂取量は1.5~2リットル。消化機能が衰えている人は、食後30分に水を飲むといい。水分補給以外の夏バテ対策として、食欲を増進する上に健康にも良い一石二鳥のスタミナ料理を以下にご紹介する。



サムゲタン


鶏肉はお腹を温めて気を補う。汗をかいて体力が落ちたときに体力とスタミナをつけてくれる最高の料理。黄耆などを入れれば気力回復効果がアップ。コレステロールが気になる人は脂質の多い皮を取り除いて食べるといい。鶏むね肉は他の肉類に比べてタンパク質が豊富で、特に必須アミノ酸は牛肉よりたくさん含まれている。脳の成長を助けるタンパク質も豊富なため、育ち盛りの子どもにおすすめ。鶏肉で作るスタミナ料理は、サムゲタンのほかに鶏肉とゴマ(エゴマ)入りの冷たいスープ「イムジャスタン」が代表的。熱いのが嫌なら冷たいチョゲタンもある。




サムゲタンの作り方
1. 内臓を取り除いた鶏をきれいに洗う。
2. 水でふやかしておいた黄耆を鍋に入れて水を注ぎ、黄耆水を作る。
3. 水に浸けておいたもち米と水参、ニンニク、ナツメを1の鶏のお腹に詰め、中身が出ないように鶏の足をクロスさせて固定する。
4. 鍋に2と3を入れて火にかけ、煮立ったら中火にして1時間ほど煮込む。
5. 最後に塩、コショウで味を調える。




桔梗根の鴨肉巻き


鴨肉は韓国の医書「東医宝鑑」にも載っている代表的なスタミナ食。「冷たい性質を持っており、味は甘く虚を補って熱をとり、臓腑の調和がとれるようにして尿の出をよくする」と記されている。鴨肉に豊富に含まれる不飽和脂肪酸は心血管系疾患を予防する働きがある。肌の美容に良いので特に女性におすすめ。葉酸、鉄分などは体力の回復に役立つ。鴨肉は桔梗の根と抜群の相性。桔梗根の温かい性質が鴨肉の冷たい性質を包み込む。桔梗根もサポニンが豊富で免疫力を高める働きがあり、スタミナ料理の材料として最適。




桔梗根の鴨肉巻きの作り方
1. 熱したフライパンに油を引き、下ごしらえしておいた桔梗の根をおろしニンニク、料理酒、砂糖と一緒に炒める。最後にゴマとゴマ油を入れる。
2. 料理酒と塩で鴨肉に下味を付ける。
3. 2の肉を広げ、1と細かく刻んだゴマの葉をのせて巻く
4. 3をフライパンで焼き、照り焼きソースを回しかけて味が染み込むようにする。




イカ入り大根スープ


イカはタンパク質の塊。100g当たり18.2gのタンパク質が含まれている。夏に衰えた気力を補うのに効果的。7~11月が旬なので、夏に食べれば味も栄養も満点。イカには疲労回復剤の主成分であるタウリンが豊富に含まれている。他の魚介類の2~3倍、牛肉の16倍も含まれているのだから、スタミナアップに最適。イカにたくさん含まれる不飽和脂肪酸は脳機能を高め、イカ墨には抗菌作用があって老化の予防に役立つ。




イカ入り大根スープの作り方
1. 下ごしらえしたイカは食べやすい大きさに切る。
2. ダイコンと豆腐は薄い四角形に切り、タマネギは千切りにする。長ネギと青唐辛子は斜め切りにする。
3. 鍋にだし汁とダイコン、昆布、粉唐辛子を入れて火にかける。
4. 煮立ったら1とタマネギを入れてさらに煮る。
5. もう一度煮立ったら豆腐を入れる。
6. 最後に青唐辛子と長ネギを入れ、ひと煮立ちさせて火を止める。




豆乳素麺


「畑の牛肉」とも呼ばれている大豆。それだけ良質なタンパク質を含んでいるということだ。大豆は脾臓と胃腸を丈夫にして消化機能を高め、気力回復効果に優れるとされている。食欲が減退する夏に豆乳素麺を食べると元気が出るのもこのため。




豆乳素麺の作り方
1. きれいに洗った大豆は3~4時間ほど水に浸けてふやかし、ゆでて皮を取り除く。
2. 1をザルで水切りし、冷ましてからミキサーにかける。
3. 2に水を注ぎながらザルで漉す。
4. 素麺をゆでて冷水で洗い、水気を切る。
5. 器に4を盛って3を注ぎかける。キュウリの千切りやトマトをのせる。